2009-01-01から1年間の記事一覧

タロットで当たる占いをするコツその2

大切なことはスプレッドとその定義を考え物語化をする作業です。タロットは「卜占術」といって、偶然に出たカードを必然として考え、リーダーが相談者の質問に会わせて、スプレッドとその定義を考え物語化をする作業です。ここで大切なのは、第一に「相談者…

タロットを本気で学びたい方へ

私はタロットと30年の付き合いですが、最初は初心者のように、テーブルに並べられたカードを「1枚」づつ読んでいました。 本を片手に、無理矢理に意味付けをして、四苦八苦しながら占ったものです。当たるタロットを目指すならば、まず「本を片手」にリー…

当たるタロット占いのコツその1

私はタロットと30年の付き合いですが、最初は初心者のように、テーブルに並べられたカードを「1枚」づつ読んでいました。 本を片手に、無理矢理に意味付けをして、四苦八苦しながら占ったものです。タロット占いは絵柄の描かれたカードをテーブル上に複数…

タロットの「メール占い」の考察

タロットは22枚の大アルカナカードと56枚の小アルカナカードの合計78枚の絵柄が描かれたカードです。一般にルーンや易などと同様に「卜占」という部類に入ります。 この「卜占」は、偶然の必然化を演出した占術といえるでしょう。当時、占い師は街角で…

タロットは当たるのか?

占いの種類は3つあります。 「卜占」「命占」「相占」です。 タロットは「卜占術」にあたります。 易と同様ですね。ルーンもそうです。私はタロットを付き合って20年以上になります。 よく相談者からは「当たりますね」「なぜ、わかるんですか?」という…

「結婚活動」「婚活」のタロット

最近、めっきり「婚活」が流行っていますね。 やはり男性の経済力の不安定さと自己実現の目標が定まっていないことが1つの原因でしょう。 女性の社会進出で、女性自身が台頭してきたのも理由ですね。 タロットから観た「婚活」のカードを考えてみましょう。…

タロット「皇帝」と「法王」

タロットの中で4番・5番の数字は「皇帝」と「法王」です。 どちらも指導者ですよね。ただ指導する位置がちがいます。一つは現実的物質的な社会でもう一方は宗教世界です。肉体と精神・・の関係です。両者ともに威厳があります。 「皇帝」と「法王」は二枚…

タロット「星」の絵柄から何が見える?

タロット「星」はとっても幸せなカードですよね。 タロットをご存じ方なら、「悪魔」「塔」に続いて、やっと「星」が出てきてほっとします。 タロットの「星」は太陽の様な黄色の八芒星が中央にあり、その周囲を7つの小さな星が取り囲んでいます。「7」は…

「愚者」の図像学を検証してみましょう。

タロットは古代の秘密教義をあたかも一冊の書籍のように記した絵を描いたカードです。タロットに興味を抱く方も、この絵柄の神秘に魅了されたのも多いのではないでしょうか。私こと「小町」も、最初の動機は「絵」のミステリアスな雰囲気でした。仏教(密教…

10枚引き「10cards Spread」その1

10枚引き「10cards Spread」では、トラディーショナル・スプレッドとして「ケルト十字法」が有名です。 このようにカードの枚数が多くなると、一枚づつ読んでいては矛盾が生じたり、混乱の元になるでしょう。そのため、全体のカードを俯瞰して読むことが必要…

「3cards Spread」のリーディング事例

実際のリーディング事例をご紹介しましょう。 「相談者の仕事はどうなるか?」という質問です。ここでは基本的な「3cards Spread」を使ってみます。 過去 皇帝 正位置 現在 ワンドのクイーン 逆位置 未来 愚者 逆位置 が出たとしましょう。タロットを読む時…

「ヘキサグラム」法のリーディング事例

「ヘキサグラム」は基本的に、「相談者(質問者)がある程度、問題解決のためにアクションを起こせる」ことが前提のスプレッドです。 ここでは、重要なカード(キーカード)は何か?という視点で観てみましょう。 私がこの展開でこのようなカードが出た場合…

正義の「赤い」垂れ幕の象徴について

「正義」は四つの枢要徳の一つに分類されています。 元をたどれば、プラトンの『国家』に出てくる「徳」なのですが、市民生活(日常にける生き方)を支える根幹となっている徳とされています。ちなみにその四つとは「正義」「節制」「賢明」「力」なのですが…

コートカードをいかに読むか?

「コートカード」の解釈は、タロットの中でも最も障壁の高いものだと思います。小アルカナの各スート(属性)の「1」から「10」までは、ウェイト版の場合ですと「絵」のイメージがあるので、象徴たるものを掴みやすのですが、コートカードは単に「キング…

タロットで時期を特定するテクニック

タロットでの時期の選定は確かにファジーになることは否めません。タロットは特定の時期を占うよりも、感情などの内面や、具体的な行動や考え方のアドバイスを啓示することが得意だからです。ただ時期を知る方法はあります。 時期的なものを占うには、「コー…

タロットデッキの種類について

78枚のフルセットのことを「デッキ」と言います。タロットデッキの製作会社や監修者によってデザインが異なるものは多々存在します。 例えば、「TAROT OF THE IMAGINATION」は、現代風のアレンジで、ウェイト版とは全く異なります。 また「Dragons TAROT」や…

9枚引き「9-cards-spread」についてその3

9枚引きのバリエーションはまだまだあります。実は数字の「9」は数秘術(ゲマトリア)では、「完成」「安定」を示します。 確かに「9」は「3」が三つ揃っていますので、3cards Spredの3つの組み合わせで構成されることになり、非常にバランスのいいスプ…

9枚引き「9-cards-spread」についてその2

「9carrds Spread」は私もよく使うスプレッドのバリエーションの一つです。 特に「相手の気持ち」を知るときにはよく使用します。三枚づつ並べ、ちょうど正方形のようなレイアウトで展開するのですが、最初の三枚は相手の表面的な気持ちを示します。中央の三…

タロット講座のご案内

あなたは「占い」に興味がありますか?自分の進路を占いたい・・彼(彼女)の気持ちを知りたい・・人生の幸せを手に入れたい・・と思うことがあるのではないでしょうか? そんな時に、タロットを使って自分で運勢や将来の行方を占えたらどんなに素敵でしょう…

9枚引き「seven-cards-spread」についてその1

9枚引き「9cards Spread」は3枚引きの3項対立を示すスプレッドです。「3cards Speread」を1枚のカードと考えてください。たとえば、最初の3枚が時系列のポジションで「過去・現在・未来」で捉え、次の3枚を相手の気持ちとして「表面・潜在・本心」と当ては…

8枚引き「seven-cards-spread」についてその2

8枚引きは「コンビネーションリーディング」が多いと申しましたが、スプレッドは基本的に「コンビネーション」で読んでいくものです。隣接する(上下左右または関係しているポジション)を、その影響力の力関係を考慮してリーディングしていくわけです。「…

8枚引き「seven-cards-spread」についてその1

8枚引き(Eight-Cards Spread)になると、コンビネーションリーディングが必須となっていきます。全てのカードを均等に・・同一に読むことでは、対応ができなくなりますし、また的を得た明確なアドバイスもできません。ですから、あらかじめにリーダーは重…

7枚引き「seven-cards-spread」についてその4

「7枚引き(Serven cards Spread)」のバリエーションはまだまだあります。実のところ、タロットは非常に自由な占法ですから、ズプレッドはリーダーがオリジナルなものを作ることもできます。ですから、スプレッドのバリエーションはタロッティストの数だけ…

7枚引き「seven-cards-spread」についてその3

「7cards Spread」のバリエーションの紹介です。 ちょっと変わったスプレッドもあります。スプレッドは「こしなければならない」という限定されたものではありません。自由にカスタマイズが可能です。ただし、カスタマイズした場合は、自分なり(リーダーな…

7枚引き「seven-cards-spread」についてその2

「7cards Spread」のバリエーションをご紹介します。7枚引きはある程度詳しく読み解くためには最適な枚数だと言えます。「6cards」をベースとして、「結論」部分を最後の7枚目に設定することが可能です。 ラッキーナンバーとも呼ばれる「7」の数字です…

7枚引き「sixr-cards-spread」についてその1

「7cards Spread(7枚引き)」になってくると、かなり本格的なスプレッドとなります。タロットは「運勢」や「人の感情」「人生の行方への方向性とアドバイス」を示す最適な占術の1つですから、より具体的なメッセージを得るには、ある程度、展開するカード…

6枚引き「sixr-cards-spread」についてその3

引き続き「6枚引き(Six Cards Spread)」のバリエーションの続きです。「6枚引き(Six Cards Spread)」になると、かなり詳しい事を占うことができるようになります。今回は、有名なケルト十字法の6枚バージョンも合わせてご紹介したいと思います。■Timi…

6枚引き「sixr-cards-spread」についてその2

「6枚引き(Six Cards Spread)」は「3cards Spread」の2倍の枚数を使います。つまり、「3cards Spread」を2項対立で読み解くようなイメージでリーディングすることがコツの1つとなります。例えば、「3cards Spread」では、時期列の場合は「過去」「…

6枚引き「sixr-cards-spread」についてその1

「6枚引き(Six Cards Spread)」は「3cards Spread」の2倍の枚数を使います。つまり、「3cards Spread」を2項対立で読み解くようなイメージでリーディングすることがコツの1つとなります。 例えば、「3cards Spread」では、時期列の場合は「過去」「…

5枚引き「fiver-cards-spread」についてその3

5枚引き(Five Cards Spread)の続きです。今回の5cards Spreadのバリエーションは、実際の占いによく使われるものをご紹介します。タロットは「人間関係」「出来事の問題点と解決策」「自分の心の整理」などに非常に的確なアドバイスを与えてくれる占術で…