小アルカナ大アルカナ22枚と、小アルカナ56枚決定的な違いがあります。大アルカナは「深淵」「重い（重要ということです）」「濃い」性質があります。人生そのものを説いています。小アルカナは日常生活の状況・状態を説きます。大アルカナは抽象的ですが、…

世界大アルカナラストカードが「世界」です。「世界」が頂点ですが、一つの山を登ったに過ぎません。また「愚者」に戻って、さらなる高い山に登ります。 「世界」の教えは深淵です。非常に深い教えですので、日常生活的な導きというより、魂の在り方を示すも…

さて「審判」ですね。 「愚者の旅」は終えたのに、「審判」「世界」があるのはなぜか？それは「太陽」の段階で、愚者は目的を果たしました。しかしそれは、まだ未完成な幸せ・成功です。本当の幸せ・成功は、自分以外の他の人たちも分かち合い、一緒に幸せ・…

映画オーケストラタロットと芸術の関係性を語ってきました。また芸術の観方・聴き方・感じ方も語ってきました。今後の「追記」では、本日のテーマのように「魂が震え、魂が涙する」芸術を、ご紹介していこうと思います。「映画」→「音楽」→「文学」→「絵画」…

太陽タロット三大惑星のラストを飾るのは「太陽」です。愚者の旅（Fool's Jarny）の目標到達点ですね。■太陽の教え■１．赤子のように純粋無垢が一番善いタロット「太陽」の段階で、「愚者の旅（Fool's Janey）」は一端、終結を向かえます。元々、愚者の目的…

魂今回は哲学的になりそうです。哲学とは、「人生とは何か？」「生きるとは？」「愛とは？」「人間はなぜ死ぬか？」といった人生の根源的な命題に対する回答を記したものです。「言葉」で定義するために、その定義に使われている「ことば」も定義しなければ…

月タロット三大惑星の二番目が「月」ですね。タロット「月」は見るからにネガティブなイメージ。暗い感じで、不安を装います。タロット「月」の主人公は、池から陸に上がろうとするザリガニ。参考までに、陸の甲殻類（カブトムシ・クワガタムシ・スカラベ）…

星タロット「星」は、「悪魔」「塔」とネガティブなカードがあった中で、ホッと救われるカードですね。別に「悪魔」「塔」が悪いわけではありませんが、「星」と比べれば、「星」のほうが安心しますね。タロット「星」は、当然、夜の絵です。「星」は夜にし…

タロット「塔」はかなり誤解されているカードですね。確かに「絵」は酷いもんです。王とクイーンが真っ逆さまに落ちています。塔は雷で破壊されています。どう見ても、「Good Cards」とは思えませんね。しかし「塔」は非常に重要なメッセージを伝えているタ…

節制■節制の教えとは何か？■ １．中間・中庸 「節制」には大天使が描かれています。 私見になりますが、十中八九「ラファエル」でしょう。 ラファエルは四大天使の一人。 特に医術と旅人の守護天使です。 「節制」が教えるのは、 非常に仏教的・儒教的な教え…