2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

10枚引き「10cards Spread」その1

10枚引き「10cards Spread」では、トラディーショナル・スプレッドとして「ケルト十字法」が有名です。 このようにカードの枚数が多くなると、一枚づつ読んでいては矛盾が生じたり、混乱の元になるでしょう。そのため、全体のカードを俯瞰して読むことが必要…

「3cards Spread」のリーディング事例

実際のリーディング事例をご紹介しましょう。 「相談者の仕事はどうなるか?」という質問です。ここでは基本的な「3cards Spread」を使ってみます。 過去 皇帝 正位置 現在 ワンドのクイーン 逆位置 未来 愚者 逆位置 が出たとしましょう。タロットを読む時…

「ヘキサグラム」法のリーディング事例

「ヘキサグラム」は基本的に、「相談者(質問者)がある程度、問題解決のためにアクションを起こせる」ことが前提のスプレッドです。 ここでは、重要なカード(キーカード)は何か?という視点で観てみましょう。 私がこの展開でこのようなカードが出た場合…

正義の「赤い」垂れ幕の象徴について

「正義」は四つの枢要徳の一つに分類されています。 元をたどれば、プラトンの『国家』に出てくる「徳」なのですが、市民生活(日常にける生き方)を支える根幹となっている徳とされています。ちなみにその四つとは「正義」「節制」「賢明」「力」なのですが…

コートカードをいかに読むか?

「コートカード」の解釈は、タロットの中でも最も障壁の高いものだと思います。小アルカナの各スート(属性)の「1」から「10」までは、ウェイト版の場合ですと「絵」のイメージがあるので、象徴たるものを掴みやすのですが、コートカードは単に「キング…

タロットで時期を特定するテクニック

タロットでの時期の選定は確かにファジーになることは否めません。タロットは特定の時期を占うよりも、感情などの内面や、具体的な行動や考え方のアドバイスを啓示することが得意だからです。ただ時期を知る方法はあります。 時期的なものを占うには、「コー…

タロットデッキの種類について

78枚のフルセットのことを「デッキ」と言います。タロットデッキの製作会社や監修者によってデザインが異なるものは多々存在します。 例えば、「TAROT OF THE IMAGINATION」は、現代風のアレンジで、ウェイト版とは全く異なります。 また「Dragons TAROT」や…

9枚引き「9-cards-spread」についてその3

9枚引きのバリエーションはまだまだあります。実は数字の「9」は数秘術(ゲマトリア)では、「完成」「安定」を示します。 確かに「9」は「3」が三つ揃っていますので、3cards Spredの3つの組み合わせで構成されることになり、非常にバランスのいいスプ…

9枚引き「9-cards-spread」についてその2

「9carrds Spread」は私もよく使うスプレッドのバリエーションの一つです。 特に「相手の気持ち」を知るときにはよく使用します。三枚づつ並べ、ちょうど正方形のようなレイアウトで展開するのですが、最初の三枚は相手の表面的な気持ちを示します。中央の三…