当たるタロット占いのコツその1

私はタロットと30年の付き合いですが、最初は初心者のように、テーブルに並べられたカードを「1枚」づつ読んでいました。
本を片手に、無理矢理に意味付けをして、四苦八苦しながら占ったものです。

タロット占いは絵柄の描かれたカードをテーブル上に複数枚展開して、その配置の定義ごとに解釈をしながら物語のようにリーディングして占います。
一般に「卜占術」といわれ、ルーンや易と同じ分類の占術ですね。

タロットは誰もが気軽に手に入れることができます。
通販でも書店でも売っていますよね。
しかし、いざ占おうとしても、なかなか上手く当たる占いができません。


当たるタロットを目指すならば、まず「本を片手」にリーディングするのは止めましょう。
だって、意味がわからない?

タロットは17世紀末頃、フランスのマルセイユで盛んに印刷されました。

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タロットは「王侯」「貴族」「富裕層」の遊びのカードだったんですね。
今でいう「トランプ」です。実際にタロットの小アルカナは「トランプ」の原型になっています。

タロットには元々、カードの意味が無かったわけです。
タロットに意味をつけていたったのは、後世のオカルティストやタロッティストたちです。
意味の無いタロットに無理矢理、意味付けしても当たるわけがありませんよね。

もちろん、逆位置だってありません。
欧米では逆位置はほとんど採用されていないことが多いですし、逆位置も後世のお偉いさん方が作ってきたわけです。

タロット占いを当たるようになりたければ、「意味」からの離脱が必要です。
タロットには「絵」が描かれていますよね。
仮に「骸骨」の写真があったとしましょう。その「骸骨」をみたとき、大抵は、「死」「終焉」「停止」「墓」「葬儀」などをイメージします。

これが元型です。
世界中の人間が持っている元型が、実はタロットには多く描かれているんです。

タロットの描かれている元型たるシンボルを読むことがタロットマスターへの近道です。
言葉の意味から離れて、よく「絵」をみることですね。
絵の中には必ず、相談内容に相応しいシンボルとそのイメージがあります。

問題はタロットの元型をどのように解釈するかなんですが、その前にタロットを絵柄をよく観る(見るではありません)ことから始めましょう。