タロットの「メール占い」の考察

タロットは22枚の大アルカナカードと56枚の小アルカナカードの合計78枚の絵柄が描かれたカードです。

一般にルーンや易などと同様に「卜占」という部類に入ります。
この「卜占」は、偶然の必然化を演出した占術といえるでしょう。

当時、占い師は街角で道行く人々を占っていました。
つまり対面鑑定が主だったんです。

タロット占いの醍醐味は、展開されたカードをお客様も実際にご覧になれることでですよね。
展開されたタロットを、お客様が実際にご覧いただけ、お客様の視点で質問もできます。

最近は、インターネットの影響で、「電話占い」「チャット占い」「メール鑑定」も増えてきました。

メール占いはどうでしょう。
当たるんでしょうか?

占い師によっては、数百字しか書いていないものもあります。
私は、展開されたタロットの画像も添付して、各カードの象徴するメッセージを入れます。
それは、そのメッセージの中に相談者しか気がつかない言霊を見つける手がかりになるからです。
字数は最低でも5000字は書きますね。

■タロットメール占いのデメリット■
●展開されたタロットの画像が見れない。
※つまり、占い師によっては、カードを違うように読んでいるかもしれませんし、カードすら引いていないかもしれません。
※出されたタロットが見れないことが致命傷ですね。後は信用問題です。
●文章の言葉は誤解を生みやすいものです。タロッティストが「貴方の恋愛は少なくとも友人にはなれそう!」と書いているとしましょう。
すると、「恋人になれるかもしれない!」という「期待」を持たせることになります。
本来はそういう意味で書いたわけではないかもしれませんよね。
つまり誤解を生みやすいんです。

■タロットメール占いのメリット■
あくまでも、わたしの方法でメール鑑定をした場合です。
●展開されたタロット画像が残る。
●言葉・メッセージを何度も読み返すことができ、相談者の勇気付けやモチベーションアップのツールとして使える。
※お守り代わりとして、メール鑑定を依頼されるお客様も実際にいらっしゃいます。
●顔が見えないので相談しやすい。

タロットを含めたメール鑑定の場合、「何が聞きたいのか」「何が知りたいのか」を明確に指示していただかなければ、タロットメール鑑定はできません。
その点を注意しましょう。

メール鑑定が当たるか、否か?ですが、私見では・・・
メール鑑定<電話鑑定<対面鑑定 だと考えています。

つまり、タロットメール鑑定は、電話に比べて当たらない、対面に比べるともっと当たらない・・と言えます。

その理由は、シンクロができないからです。
お客様とタロットの同調なくしては、タロットのパワーも半減してしまいます。

結論としては、「メール鑑定」はよほど、お客様が現状・状況をしっかりと書き、何を占って欲しいか明確にしなければ当たらない、と言えるかもしれません。

もちろん、タロッティストのスキルやセンスも影響するでしょう。
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